Blenderでは、モデリングはもちろん物理演算を設定して風のアニメーションを実装することができます!今回は風で布をなびかせるやりかたを解説していきます。この解説では、Blender4.2を使用しています。バージョンによってUIが変わっている場合がありますので、ご注意ください。1.布のオブジェクトを用意するBlenderを起動させて、初期で置いてあるものは削除します。Shift+Aを押して、平面メッシュを設置します。テンキー1を押して、視点を正面にします。平面を選択して、R、X、90と入力すると、寝ていた平面が縦になります。平面を選択したまま、編集モードに切り替えて、右クリック→細分化を押します。左下の細分化をクリックすると、細かいオプションがでてきますので、分割数に50と入力します。メッシュを細かく分割すればするほど、滑らかな布の動きになります。表現したいものによって分割数を調整してください。オブジェクトを選択して、物理演算プロパティを選択して、その中のクロスを選びます。これで、布オブジェクトの完成です。2. 風を設定するオブジェクトモードに切り替えて、Shift+Aを押して、フォースフィールドの中の風を選択します。初期ではこのような形で表示されます。矢印が向いている方が風向きです。物理演算プロパティで風の強さを1000にしておきます。布に当たるように角度と位置を変えていきます。テンキーの3を押して横からの視点にします。R、X、-90と入力すると、右向きの風向きになります。G、Yと入力して、左側にずらします。このような感じに調整していきます。これで風と布が設置できました!スペースキーを押すと、アニメーションが再生されます。布が下に落ちてしまいました。落ちないように止めておく設定をしましょう。3.固定グループを設定して布が落ちないようにする布のオブジェクトを選択して、編集モードに切り替えます。テンキー1を押して、正面からの視点に切り替えます。オブジェクトの一番上の頂点、一列を選択します。データプロパティの頂点グループの+を押して、新しいグループを作ります。分かりやすい名前にしておきます。割り当て、を押して、選択した一列をこのグループに割り当てます。布のオブジェクトを選択したまま、物理演算プロパティの、クロスの中にあるシェイプの固定グループに先ほど設定した頂点グループを選択します。タイムラインを0に戻してもう一度スペースを押してみます。固定グループで指定した頂点グループが固定されて、落ちなくなりました!風でなびく布のアニメーションの完成です!風の強さや、布の重さなど物理演算プロパティで変更することにより、なびきかたの調整をすることができますので、表現したい内容により色々と試してみるとおもしろいですよ!