未経験からWebデザイナーになるまで①|転職を決意したきっかけと3か月間の職業訓練体験談

こんにちは、おやまです。
ジグノに入社して、もうすぐ3年が経とうとしています。ありがたいことに、入社してからさまざまなデザイン案件を担当させていただき、多くの経験を積むことができました。
今回は、私が未経験からジグノシステムジャパンへ入社するまでの体験談をお話しします。
内容は
「きっかけ・職業訓練体験談」
「就職活動編」
「ポートフォリオ編」
の3章に分けてお届けする予定です。
これからWebデザイナーを目指す方の参考になれば嬉しいです。
今回はその第1章、「きっかけ・職業訓練体験談」についてお話しします。
未経験からWebデザイナーになる経緯

大学時代~新卒1年目
私は芸大で映像を学びながら、作品づくりに没頭する日々を過ごしていました。けれどその一方で就職活動は後回しになり、流れに身を任せるように営業代理会社へ就職することになります。
毎日300件のテレアポに追われる生活は想像以上に過酷で、次第に心も体もついていかなくなりました。そして入社からわずか4か月後、体調を崩したことをきっかけに退職を決意しました。
Webデザイナーを目指すきっかけ
退職後、特に大きな目標もないままアルバイトをしていた頃、ふと高校時代のことを思い出しました。実は当時、大学のデザイン学科を目指してデッサン教室に通っていたのですが、思うようにいかず挫折。結局、映像学科へ進学することになりました。
映像制作も好きでしたが、「あのとき諦めなければ、デザイナー職に就けていたのではないか」という思いがずっと心のどこかに残っていました。
今からでも、もう一度挑戦できるのではないか。そんな小さな希望が、Webデザイナーを目指すきっかけになりました。
Webデザイナーを本格的に目指す
退職後すぐに就職活動を始めましたが、求人は経験者募集ばかり。未経験OKの仕事はほとんどなく、「このままではどこにも就職できないかもしれない」と不安になりました。
そこでまずはスキルを身に付けるためにスクールに通うことを決意。けれどスクールはどこも高額で、上京したばかりの私には到底払える金額ではありませんでした。
そんなとき、知人から職業訓練校の制度を教えてもらい、給付金を受けながらWebデザインを学べると知りました。「これしかない」と思い、すぐにハローワークへ足を運び、手続きを経て職業訓練校に入校することになりました。
職業訓練でWebデザインは学べる?3か月通って分かった学習内容とメリット・デメリット

学習内容
私が通っていた職業訓練校は、
学科27時間・実技288時間・その他27時間というカリキュラムでした。
内容の割合はおおよそ以下の通りです。
HTML・CSS:約6割
jQuery:約3割
Photoshop・Illustrator:約1割
※体感ベースです。
学習目的は「基本的なWebサイトを一人で制作できるようになること」。
そのため、授業の中心はフロントエンド(HTML・CSS・jQuery)でした。
職業訓練のメリット・デメリット
【メリット】
給付金を受けながら学べる
平日フルタイムで集中して学習できる
同じ業界を目指す仲間と出会える
就職活動に十分な時間を使える
最大のメリットは、やはり無料で学べること、そして条件次第で給付金があることです。
短期間でWebサイト制作の基礎を一通り学べる環境は、とてもありがたいものでした。
【デメリット】
デザインの基礎はほとんど学べない
使用ソフトのバージョンが古い
授業の進度が速い
原則として欠席ができない
特に印象的だったのは、デザインの授業が想像以上に少なかったことです。
Photoshop・Illustratorの授業は、3か月間でわずか数日程度。しかも使用ソフトはCS6とかなり古いバージョンでした。
ただ、デザイン系の科目が少なかったことには理由があります。
【短期間で就職を目指すなら、デザインよりもフロントエンド技術を身につけた方が有利だから】です。
実際、デザイン力は3か月で身につくものではありません。時間をかけて磨いていく技術です。そのため、まずは「サイトを作れるスキル」を優先するカリキュラムになっているのだと感じました。
結果として、デザインの基礎力はほぼ独学で補う必要がありました。
通ってよかったこと
それでも、私はこの職業訓練コースを受講して本当によかったと思っています。
毎日夢中になって取り組むことができましたし、何より長時間Web制作と向き合う環境があったことが大きな成長につながりました。
受講前と比べると、できることは明らかに増えましたし、「自分にもできる」という自信も少しずつ身についていきました。
未経験からWebデザイナーを目指す人へ伝えたいこと

生半可な考えで目指さない
「リモートワークができそうだから」
「フリーランスで自由に働けそうだから」
そんな理由でWebデザイナーを目指していませんか?
もしそれが一番の動機なら、正直に言います。
今すぐ目指すのを一度立ち止まった方がいいかもしれません。
この記事では、未経験からWebデザイナーを目指す人に向けて、あえて厳しい現実を書きます。
① 未経験でいきなりフルリモートはほぼ無理
「Webデザイナー=在宅勤務」というイメージがありますが、
未経験からいきなりフルリモート採用されるケースはほぼ0に等しいです。
特に最初は、
出社前提
OJT中心
先輩の隣で修正指示を受ける
という環境がほとんどです。
実務経験ゼロで完全在宅は、かなりハードルが高いのが現実です。
② フリーランス=自由、ではない
「Webデザイナーはフリーランスで自由に働ける」
確かに可能です。
しかし、自由の裏には責任があります。
営業も自分
契約も自分
請求も自分
クレーム対応も自分
収入ゼロの月もあり得る
フリーランスWebデザイナーは、
会社員よりシビアな世界です。
「自由に働きたい」だけでは続きません。
③ 思っている以上に地味で泥臭い仕事
Webデザインの仕事は、キラキラしている部分よりも、
細かい修正作業
バナー量産
クライアントの無茶振り
デザインのダメ出し
こういった作業の積み重ねです。
「おしゃれな仕事がしたい」だけでは、心が折れます。
まとめ

未経験からWebデザイナーになるには、
数ヶ月の学習
ポートフォリオ制作
就職活動で何十社も応募
不採用の連続
こうしたプロセスを乗り越える必要があります。
次回は「履歴書100社、面接はわずか10〜15社。未経験就活で心が折れかけた話」を基に就活活動について話していきます!
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